カイ

武芸一般を一通り習得し、更なる強さを求めて魔道士学校に来た赤竜族の少女｡
陽気で快活な性格で、魔道士の学校に通っているくせに頭を使う作業は嫌い｡
身体を動かすのが好きで、暇を見つけては外で筋力トレーニングをしている｡
頭は悪くはないし魔法も無難に使えるが、どうしても口より先に手が出てしまう｡

パスティ

名物白黒双子の妹の方。姉とはまったく対照的な意味で一本突き抜けている、可愛らしい翼人｡
ふわふわの金髪を腰まで伸ばし、白系のロリータ服を好んで着る｡
いつもぽやぽやしていて何を考えているかわからないが、意外に成績はいいらしい｡
両極端な姉とは、こちらも意外に仲はいいらしい｡

ラスティ

名物双子の姉の方。魔道を破壊のために使うと公言してはばからない、破天荒な翼人｡
黒や赤が大好きで、もともと金髪だったものを黒く染め、純白の翼も黒く染め、瞳も赤いカラーコンタクトを入れている｡
翼人にしてはナイスバディで、露出度の高い服を好んで着る｡ヴィジュアルロックバンド「セブンス・ヘブン」の大ファン。
夜遊びも派手で、授業に遅刻してくることもしばしば｡有名なトラブルメーカー｡

ヘキ

ナノクニ出身の留学生｡心眼を開いており、青みがかった黒い瞳をいつも瞼で隠している｡
幼い頃から一流の魔道士になるべく厳しく育てられていて、そのせいで心は堅く閉ざされてしまっている｡
魔道の腕は天才的だが、人と上手く付き合うことが出来ず、そんな自分を疎ましく思っている｡

ミディカ

ヴィーダ市内に居を構える、ゼラン魔道塾の塾長、ルーイェリカ・ゼランの妹｡
精神・知識的には立派な大人だが、その外見特徴から子ども扱いされることもしばしば｡
しかし本人は子ども扱いされることが大嫌いで、そうした者は大抵手痛いしっぺ返しを食う｡
気も強く口も悪いので、ぱっと見はどう控えめに見てもワガママなクソガキにしか見えない｡

ライ

いつもイライラした気持ちを隠そうとしない火人の少年｡
何を言うにも喧嘩腰なので、誤解されやすく、あまり友達もいない｡
だがそれが彼の純粋で傷つきやすい心の表れだと知っている者も少なくない｡
格好の遊び相手として皆に愛されている｡心を開いた者には不器用な優しさを見せる｡

ティオ

西方大陸出身の陽気な少年｡
何故魔道学校に入ったのか不思議な位に多種多様な芸を持ち、人を喜ばせるのを楽しみとしている｡
ライとは非常に仲が良く、彼の意思とは無関係によく漫才を展開させている｡
いつもへらへらしているが、意外に直情的で情熱家｡

セルク

人魚の王国・リゼスティアル出身の少年。
ひたすら気弱で、この学校にも親に無理矢理入れられたらしく、いつも淋しそうな顔をしている。
強い押しには弱く、何も言えなくなってしまうので、面倒ごとを良く押し付けられる。
自分は魔道士には向かない、他にもっと出来ることがあるといつも思っているが、成績はいい。

ルキシュ

魔法王国マヒンダの高名な貴族の長男｡家の期待に反して魔道の腕は今ひとつで、
同じマヒンダの学校に入れるのを恥じた母親によってフェアルーフの学校に入れられた。
貴族ゆえに無駄にプライドが高く、また高いプライドに見合わない才能に密かに絶望している｡
本当はプレッシャーで自分の力を解放できていないだけなのだが、彼がそれに気付く日は遠い｡

トルス

魔法を使わない治療を心掛ける、心やさしい校医。
魔法が使えない訳ではないのだが、怪我よりも怪我を直す過程で生徒に声をかけ、心のストレスを無くすことを心掛けている。
月光人であることも手伝って、変わり者で有名。
眼鏡の奥の笑顔はめったに崩れず、いつも平静で穏やか。怒っているのを見た者はあまりいない。

ミリー

言わずと知れた魔道士学校校長、年齢不詳の化粧美人。
魔道の腕は天才的で、今も研究開発に余念がない。
どこか人を食ったような物言いで肝心なことをはぐらかす癖がある。
楽しいこと、型破りなことが大好きで、試験はしばしば変わった方法で行われる。

予告

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

キャラ紹介

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