作詞:たまきくりみ 作曲・編曲・歌:きりか

ふたりなら もっと遠くまでいけるよ
不器用なてのひら
かけがえのない ささやかな体温

電話のキスじゃ冷たい
メールの文字じゃ足りない
泣きながら目覚めた朝のこと
忘れずに抱きしめてね 薬指の約束
その手を離さずにいて ここまでこれたの

ふたりなら もっと遠くまでいけるよ
不器用なてのひら
かけがえのない ささやかな体温

小さな頃はどこでも
望めば行けると思えた
大人になるためにあきらめた
そんなトビラをあなたが 見つけてくれたの
独りの夜を越え でも たどりつけたから

一緒なら もっと遠くまでいけるよ
滑稽な口笛も
かけがえのない ふたりだけのリズム

いつか 冬が訪れたら 
小さな太陽を持ちよって
また花開くための 優しさを育てよう

一緒なら もっと遠くまでいけるよ
滑稽な口笛も
かけがえのない

かけがえのない

ふたりなら もっと遠くまでいけるよ
不器用なてのひら
かけがえのない ささやかな体温

ありきるらちゃんの結婚式の余興のために作詞・作曲したものです。
仲良しのたまきくりみさんと藤元りをさんと、3人で何が出来るかな?と考えた時に、くりみんとりをりんの卓抜した作詞のセンスをうもらせてしまうのは勿体無いよ!ということで、作詞・作曲しちゃいましょvというお話になりました。無謀だな(笑)何が無謀って、あたしに曲を作らせるということがかなり無謀です(笑)
それはさておき、当時はあたしがピアノ伴奏をしつつハモり、二人がメインメロディーを歌うという、こちらもかなり強行軍だったわけですが(笑)もー、美味しい料理も途中から全く味がわからなくなっちゃうくらい緊張しました(苦笑)あれだ、トリだもんなあ。むごい。料理美味しかった(予想)のに。
で、そのピアノ伴奏を、まあちょいとアレンジしまして。こうしてお披露目となりました。ラストのサビの前、ちょっとくどいね…我ながら…(苦笑)そのうちピアノ伴奏バージョンもちゃんと作って(残ってないのさ…ふふ…)のっけたいです。

一人では行けなかったところが、二人手を取り合えば行けるようになる。
時には、取り合った手が重くなるかもしれません。手を振り払いたくなってしまうかもしれません。
けれど、そんなときには、最初に手を取り合ったときのぬくもりを、この曲を聴いて思い出してくれたらな、と思います。
不器用でも、滑稽でも、それは二人だけにしか奏でられない、かけがえのないメロディなのですから。

いつまでも変わらぬ幸せを願って。