「This is my happiness」同様、有志でやった地下道ゲリラライブwで披露した曲です。
こちらも少々マイナーですが、ゲームキューブ版ファイナルファンタジークリスタルクロニクルのOPテーマ。クリクロはゲームボーイ版もちょろっとやりましたが、このGC版が一番面白かったと思う。マルチプレイやっはー。

地下道でやったものは、前奏や間奏はカットして歌の部分だけを歌ったものですが、リアレンジにあたってその部分を付け足しました。ランラン言ってる部分ね。それ以外はもととおなじ6部アカペラ合唱、編曲にもほとんど手を加えておりません。
ただ、地下道用に作った時にカットしたのにはやっぱり理由があって、作りにくいし歌いにくいんですよw付け足すのもどう付け足そうか散々悩みましたw元の曲が民族音楽特有のぼやぼやした感じなので、どうせっちゅーねんとw
結果、ボイパが無い割にかなりそれっぽい綺麗な仕上がりになったんじゃないかなーと思います。

で、歌なんですが。
収録はいつも、下パートから順に録っていきます。私の声は声域が高めなので、高い声を出してしまうと低い声が出せなくなるwんです。
だから、一番下のパートを始めから終わりまで録ってから、それを流しながら二番目のパートを録り、それが終われば三番目というように、だんだんと音が積み重なっていく感じになります。
ピアノ伴奏があればピアノ伴奏の音を頼りに音を探っていくのですが、アカペラはそういうわけには行かないw一応最初にメトロノームの音と一緒にガイド音を録音しておくのですが、ガイド音よりは声の録音の方が大きいので、トラックを重ねていくにしたがって録音した自分の声を頼りに歌っていくことになります。
ところがこの曲、「This is my happiness」と違って、不協和音が非常に多い作りになっています。これが、かなり難しいw
大勢でいっぺんに歌うならば、不協和音もそれなりの響きを持って聞こえるので歌えるのですが、下からひとつずつ重ねていく、つまり「作っている最中の不協和音」は大変歌いにくいんですwこの音で本当に合ってるかしら、と思うw結局合ってるからいいんですけどw
不協和音と言うだけあって、その音だけ聞いてるとちょっと気持ち悪くなるのが難点でしたw不協和音は全体の調和の中にスパイスとして入れるのは大変効果的なんですけれど、ことそこの部分だけ見ると「気持ち悪い」としか思えないのですよねw

というような歌の苦労もありましたががんばって6パート歌いました。声枯れたwラストのサビ、一番上のパートがやたら高い音を歌ってますが、地下道バージョンではこれはやりたかったけど当時喉が追いつかなくて出来なかった音でした。この機会にやれてよかったですw

絵のほうですが、6部アカペラなので6人描かなければなりません。そして女声アカペラなので女の子6人。しかしクリクロの種族は4つ!ということで、4つの種族の中から人間っぽいクラヴァットとセルキーを2人ずつ、リルティとユークを1人ずつ、デザインは私の好みでチョイスしましたw
2コマを動かす感じにしたので揺れてみたり手を動かしてみたりとキャラによってアクションを変えてみましたが、揺れるのと一緒に下に生えてる草まで揺れちゃったのは失敗したなあと思いましたw
あと、背景というものを初めて入れてみましたが、思ったよりしっくりきてよかったw背景素材ってすごいですね!w