くるねこ7巻の発売を記念して作るぜひゃっほう、と思って作りました。
と思ってたらまさかのくるさん結婚宣言で結婚おめでとうソングにもなりましたw
ブログにコメントすら出来ないチキンですが、ニコの片隅でこっそりお祝いしますw

さて、この「Beautiful Day」ですが、くるねこアニメの冒頭にサビが1フレーズ流れるだけの曲。でもこの暖かくて優しい感じが好きでいつかやろうと思ってました。
ビビアンスーの歌声がまたいいよね。ちょっと舌足らずなのもそこがいい、という感じ。
シンプルなギターの8ビートなので伴奏も作りやすかったです。

ただ問題なのが、音域。ビビアンに合わせて作られているのでかなり低めです。出ないわけではないのですが、この音をソプラノにしてさらに下に2声追加するのはかなり無理があります。かといって、私の声域に合わせて上げると曲の雰囲気が壊れてしまう。元の雰囲気を大事にしたいなーと思ったので、音域が特に低めになるAメロではハーモニーは上にもかぶせる方向で作っていくことにしました。かぶせてるのはちょっとだけで、あとはハミングなんですけどw

ハモりを重ねる技法ってのはいろいろあると思うんですが、下に重ねるのが一般的ですね。上3度に重ねるとちょっと今風ですw浅倉大介さんとかよくやるwたとえが微妙に古いかしらw
ただ、上に重ねると問題なのが、主旋律がどこだかわかんなくなるということ。作曲者や、私がやっているようにアレンジの曲なら元の曲を聴いたことがある人なら、主旋律がどれなのかはわかる。けど、その曲を初めて聞く人にも、音楽の素人にも、パッと聞いて主旋律がどこだかわからなければ意味がないと、とりあえず私は考えるのです。
ソロ曲ならばコーラスの音質や音量を変えることで主旋律を目立たせることができますが、こちらはあくまで合唱という名目でやっているのでそこまで1パートを目立たせることは出来ない(今は主旋律を微妙に大きくする程度の音量調整はやってますw)。
あるいは、要は主旋律がどこだかわかればいいので、最初にユニゾン(全員で同じ旋律を歌うこと)で主旋律を歌って、同じフレーズがくり返される時、あるいは2番などでパートが分かれるようにする。こうすると、主旋律より上に音があっても耳は主旋律を認識しやすくなります。サトミタダシとかでやったのがそう。

で、今回取ったのは、アルトに主旋律を取ってもらい、ソプラノにその1オクターブ上を歌ってもらうというやり方です。
これなら、メゾがアルトの上を歌っていても、ソプラノがアルトの主旋律を強調する形になるので主旋律を認識しやすい。苦肉の策にしてはいい感じに出来たなーと思いました。
声も合唱仕様ではなく、普通の歌い方で歌っております。穏やかで暖かい感じに仕上げられて良かった。

イラストですが、女声3部合唱なので愚連隊の女の子3人にするのは決めておりました。
で、猫にするか擬人化にするかちょっと迷ってw擬人化のポっちゃん可愛いから…w でも、ピアノをくるさんに弾いてもらうとすると擬人化じゃなくて猫の方がいいのかなと思って、猫の方にしました。ついでにぼん兄もマイプリンス胡ぼんちゃんもちょろっと描きましたwぼん兄も地味に歌っておりますw
左右に傾けるコマを作る時に、上半分を選択→回転で作ってるので曲がり方がちょいと微妙ですが、その辺りは目をつぶってください…w