ゲームジャンルで同人活動をしていた頃、スクウェアのゲーム曲をヴォーカルアレンジして歌ってカセットテープ(時代を感じる)にしようず!という企画をやっていまして。
そして作ったのが「DEARS」というタイトルのテープでした。待ったひょっとして今の人にカセットテープって通じない?wどうしようwええとあの、CDが自分で焼ける時代ではなかったとき、音を記録する媒体としてカセットテープというものがあったのですw
技術の発達ってすごいなあww

気を取り直してw
この「DEARS」は、ご協力くださった方々のおかげで4まで発行することができたのですが、一番最初の「DEARS1」の一番最初の曲がこの「天使の怖れ」でした。アカペラ5部合唱で、元の歌詞は英語。最初は日本語で字数を合わせるのが大変だったので全てを英語で発音数を合わせていたのですよ。タイトルもまんま「fear of angel」とかだったと。
当時は私の家にパソコンというものは存在せずwパソコンを持っている友人に頼んでマイクやミキサーなどの録音機材を貸してもらったのですが、困ったことにマイクが3本しかないwそして、パソコンで音を録音するわけではなく、テープデッキで録音していたので、パート別にトラックを分割して録るということもできませんでした。
ええ、5人全員で一気に歌って一発勝負、間違えたらやり直しwというものすごい緊張感の中で収録をやっていたんですねw
当時の記憶があやふやだったので一緒にやっていた友達に思い出話として聞いてみたところ、5人で歌うのにマイク3本なので、ひとつのマイクに2人で口を寄せて歌っていたという(覚えてないw)当然マイクスタンドなどないので、どちらかが手で持つwマイクを持ち替えると雑音が入るので握り変えることもできないw

…今思うとものすごいことやってたんですね…w

私の住んでる地域では5時に鐘が鳴るんですが、せっかく上手くいった!と思っても鐘の音が入っちゃったりw電話が掛かってくるとか、廃品回収の車が通るとかwこのあたりは音で活動してる方にはあるあるな話だと思いますが。
やー、でも、楽しかったですねw今考えると無茶苦茶なことしてましたが、あの頃の勢いっていうのはもう出せないんだろうなーとか。

勢いが出せない代わりに、慎重に良いものを作り上げていくことはできるので、そちらで頑張っていこうと思いますw
びっくりすることに、このDEARS1に使用した楽譜がまだ残っていましてwそれを元にリアレンジしました。音源も残ってるけどさすがにそれを聞くのはダメージでかいよ!w
まずは歌詞を分かりやすく日本語に。アカペラは変えたくなかったので、神秘的な感じを出すためにすべてひらがなで抽象的な感じで作ろうと思いました。発音数も少ないしね!w
で、後半をもとよりもう少し原曲寄りに作りなおし、収録。すごい高い音まで出してたんだなあ、これ5人で一斉に歌ってよくあれだけ無難に(きれいにとは言わないw)録れたなあと感心してしまいました、我ながらw

歌が録れたところで、イラストです。
「かってに作詞」はスライドショーみたいにイラストを表示していく方向にしようかなと考えています。ビコーズアイラブユーもそんな感じでしたし。ということで、聖剣2の3人とマナの木とまではいかなくとも大きな木の前に描き、曲の内容通り夜明けのイメージで描いていこうと思いました。
フリーの写真素材から朝焼けの写真をチョイス+加工、木と岩は自力でぐりぐり描きました。聖剣2の資料がもう手元になかったのでググッたら、ケータイ版でなんか派手にリニューアルされたものが出てて超びっくりしたw知らない間にそんなことになってたんですねw
いやいや、これは元のデザインでやるべきと思いますよとwいうことでがんばって旧デザインを探し、3人を描いた全体絵と、それぞれをズームアップした個別絵を3枚、ムービーメーカーで編集しました。なかなか良い感じに出来た。うむ。

菊田さんの曲は大好きです。聖剣2・3はホント好きだったー。DEARSでもいっぱいやりました。「子午線の祀り」とか「やさしい思い出」「浄夜」「Meridian Child」「Female Turbulence」「Farewell Song」で全部かな。今このラインナップを見て菊田さんに偏りすぎだと思いましたすみませんw菊田さんの曲は本当に綺麗で、神秘的で大好きです。
スクウェアの作曲家さんならあとは下村さんとやっぱりイトケン!イトケンの曲もそのうちやりたいなあ。コッペリアかカタリナか、聖剣1の「哀しみの中で」とかいい。バトル曲もいい。七英雄とか。
語ってるときりがないのでこのへんにしときますw

DEARSのリメイクはまたちょこちょこやっていこうと思っています。かつて一緒にやってくださった方々に少しでも聴いてもらえるといいなあ。