ねえ、ミルカ?
君には、届いているかな?
私がどれほど君が好きなのかということが。

ねえ、ミルカ?
元気にしている?
君に会いたくて、時々……とても会いたくて、黄昏時の空を見上げるよ。
真っ赤な空の反対側に、君を思わせる瑠璃の空が広がって、私を包んでくれるのが見えるから。

ねぇ、ミルカ。
大好きだよ。
いつでも、どんなときでも、心の片隅に浮かぶ君の笑顔が私を後押ししてくれる。
君の存在が、私をどれほど力づけてくれることか。
ねぇ、会いたいよ。
その声が聞きたいよ。
……もっとずっと一緒にいたいよ。だから。

だから、今はこうして……手紙で会うだけにして、君と一緒にいられる日に向けて頑張っているよ。
連ねる言葉には、もっと穏やかな言葉だけにしておくけれど、どうか。

この嵐にも似ている恋心が、君に届きますように。